今は20年前と違って教育現場の対応も、ずっと進んでいると思います。情報もたくさんあります。でも色んな人の困り感を知れば知る程、今はまいちゃんにない症状でも(癇癪やパニック、更には二次障害など)将来出てくるのかな、思春期になればあんな事やこんな事で悩むんだな、仕事は?作業所などに通えるかしら・・・と、3歳半なのに一生分の心配がイッキに押し寄せて潰れそうになります。心構えとして心に留めておく程度にしておけばいいのに、毎日ネット中毒さながら検索し続けてしまいます(>_<)。
あ、横道逸れました(;^_^A。著者の高橋和子さんは言語聴覚士や臨床発達心理士の資格も取った方なので、私よりずっと博識で忍耐も情熱もある方なのですが、本のまえがき部分に『何かひとつの方法で、魔法のように我が子を救える方法はない』『療育と称し、訓練に日々時間を費やすような生活はしたくない』『親は子供をよく観て、どのようにかかわればよいのかを考え、基本的な生活の中で子供を育む』とあり、最近の自分の考えと一緒だな・・・と共感しちょっと安心もしました。←ABA的なアプローチが全くできていないので。汗。
子供の頃から人とのやりとりを大切にする、という部分ではパラレルトークについて書いてありました。言葉が出ない子供に対して、こう思っているんだろうな〜という事を代弁します。例えば、車のオモチャで遊んでいたら『くるまだね〜』。子供がオウム返しで『くるま』と言えるようになったら、『赤いくるま』『くるま走りま〜す』と意味や文法を拡張していく事が紹介されていました。コレ!コレコレΣ(・ω・ノ)ノ 結構自分もできてたんじゃないか、と思います。過去形なのは、今はできていないから・・・(=_=;)。
まいちゃんは質問には全く答えられないし、○○した〜!などの報告もないので、このパラレルトーク以外に話しかける方法がなかった・・・と言うのが正直なところですが、絵本の読み聞かせと共に効果を発揮し、単語だけだったのが2語文、3語文に急に発展しました。でも今、なんとなく足踏みしています。私の言う事が単調で、つまらないのかもしれません。生活にも変化がなくて、飽きてしまったのかも。3語以上になると急に複雑になって、私も言い方を統一できないため言葉が入りにくいのかもしれません。
でも、一番はあまり考え過ぎずに、高橋さんが強調する『子供と共に楽しむ子育て』をする事なんだと思います。『せっかくユニークな子どもを育てる機会に恵まれたのだから、私も子育てを楽しみ、子供にも楽しさが感じられる子育てを・・・(まえがきより)』ここが原点なんだと思うのですが、色々心配が先だって楽しむ余裕がないのが現実です(>_<)。どうしたら、将来の事はその時心配する性格になれるのでしょうか。時間が助けてくれるかな。
にほんブログ村
にほんブログ村←参加しています(*^-^*)。