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3歳5ヶ月,高機能自閉症と診断されました。10歳の今,知的IQ80後半に。娘の幸せは何だろう,試行錯誤&迷走する母親のつぶやきと娘の成長記録です。


by まいママ

きょうだい児

ずっと更新できませんでしたが、先日第二子を出産しました←オリンピックを見ていたとか、夏休みでてんてこ舞いとか、この夏は色々あります(≧ω≦)。

私には歳の近い妹がいて、子供の頃は喧嘩ばかりでしたが、大人になってからはその存在のありがたさをしみじみ感じているので、まいちゃんを出産後すぐ二人目が欲しいと思っていました。その割に(年齢的にもっと焦るべきなのに)のんびり自然に任せていたらやっぱり、一向にコウノトリは現れず・・・そのうちまいちゃんに診断が下り、まいパパと『もう二人目は諦めよう、まいちゃんの療育と将来の備えに自分達の全部を注ぎ込もう』と話し合った直後でした。

正直、テストの陽性反応を見た時は頭が真っ白になり『どうしよう』と思いました。テストの結果を一緒に見たまいパパがすっごく嬉しそうな顔をして『びっくりしたけど、嬉しいって気持ちが一番先に来た』と喜んでいるのを見て『あぁ、嬉しい筈なんだ』と思いました。その後も、まいちゃんの診断前後は不安ばかりが先立ち非常にネガティブだったので、ネットできょうだい児の事を検索しては(きょうだい児が健常でも障害児でも)重く辛い現実が待ってるんだ・・・と泣き暮れる日が続きました。

中絶の文字が何度も浮かんでは消え、浮かんでは消え、産婦人科のエコーでクリオネみたいな姿を見て『そう言えば、まいちゃんもこんなだった』とぼんやり思い、まいちゃん妊娠時の自分を思い出して、その幸せぶりが眩しくてまた泣いていました。遂にまいパパは『中絶はして欲しくないけど、今の家族が大切だから、ママがどうしても無理って言うなら受け容れる。こんなじゃ二人目が可哀想だ』と(感情をあまり表さない人なので控えめですが)怒ったように悔しそうに言いました。

そこで少し冷静になったと思います。実際は、家庭にものすごい問題がある訳でもないのに、中絶なんてできないのは自分でも分かっていました。まいちゃんが少しずつですが色んな事を吸収し、できる事が増えていって、だんだんと『なんとかなる』と思い始めました。療育が忙しくて全くお腹を構わない日々でしたが、お風呂に一人で入る時はそっと話しかけたりもしました。それでも性別が男だと分かった時は(自閉症は男の子に多いので)『確率高くなったなぁ〜』と凹み、お姉ちゃんが自閉症の場合の弟の障害の確率を何とか調べられないかネット検索したり、相変わらずでした。

新しい年度が始まり、療育サークルでママ友もできました。私が妊娠しているので二人目(三人目)の話も自然に出て、本当は欲しいけど(障害があったらと思うと)怖いから作れない、生まれてからも些細な事で発達障害!?と心配する日々だと話を聞いて、皆同じ気持ちなんだな・・・と思いました。私の場合、診断と同時期だったので"第二子を作るか作らないか"の段階で悩む事はなく、まいパパの嬉しそうな顔を励みに妊娠を継続できましたが、もっと時間が経っていたらまた気持ちも変わっていたかもしれません。

今、弟くんの可愛さにメロメロな私ですが、やっぱり(障害について)心配しています。もうこれは仕方ないです。そして新生児の弟くんを見て『そう言えばまいちゃんが赤ちゃんの頃は・・・』と思い出す事が増えました。なので、過去記事のまいちゃん赤ちゃんの頃の記事に、気付いた事を加筆しようと思います。

最近のまいちゃんは寝る時、私達の間に挟まって川の字になり『ママと、パパと、まいちゃんと、家族だね』と言うのですが、数日前から『ママと、パパと、まいちゃんと、弟くん、家族でおやすみなさーい』と言うようになりました。でも新しい環境にとっても戸惑っているし、赤ちゃん返りやパニックもあります。次回はその事について書こうと思います。


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by atmaipace | 2012-08-11 17:33 | 4歳〜4歳5ヶ月